キンモクセイが揺れる頃

キラキラした存在にただただ憧れる.推しは世界に優しいです.このブログに登場する「女」は全てわたし自身のことですので悪しからず.

芸術鑑賞4 ハムレット

もう一個,

ハムレットを見ました.

 

シェイクスピア 

 

名前だけ知ってる.

ロミオとジュリエットもなんとなく,

「あなたはどうしてロミオなの?」って

ベランダっぽいところから言うんでしょ?ぐらいしか知らない私が,

ハムレットを見に行きました.

ロミオとジュリエットは見たことありません!みたいです!

見たすぎて本を購入して読みました.)

 

 

 

なぜ,ハムレットに興味を持ったのかと言うと…

下書きが消えたのでまだ投稿できていないのですが,

ちょっと前に,

徳島の大塚国際美術館に行ったのです.

米津玄師さんが紅白で歌ってたところ.

 

絵なんてほっとんど見たことないような,

ぺーぺーちゃんが,ふらっと旅行に行って,

1日かけていろんな絵を見て,

その中で心にギュンときた絵が,

 

「オフィーリア」でした.

 

 

オフィーリアって誰やねん.って感じの知識しかなかったのですが,

絵の前に解説が置いてあったこともあり,

なんだかとても惹かれてしまいました.

 

 

注釈には,ハムレットに出て来る,と記載が.

ハムレット」という単語くらいは聞いたことあるなぁ.

と思っていたら,なんとこのタイミングで舞台があるとのこと.

しかも岡田将生主演.…気になりすぎる.よし行こう.

 

という運びでございます.

 

 

 

行く前に本を読もうと,購入したのですが

言い回しが難しくなかなか読み進められず,触りのところくらいまでしか

事前学習はできなかったのだけど,

 

これは当たり前と,怒られてしまいそうなのですが,

あの言い回しのまま,セリフを話されていることに冒頭で気がつき,

あの量…全部覚えてるってことか…と度肝を抜かれました.

本一冊覚えるレベルのことをしないと,

舞台俳優はやれないのだな…岡田将生すごい…

 

後,ローゼンクランツとギルテンスターン!!!

生田斗真菅田将暉の舞台見たんだった!!!そうだ!!

と感動を覚えつつ,

どんな話だっけ…と考えてしまった.

(あらすじのメモを残すべきと反省した.)

 

すごく素敵だな,と思うセリフの言い回しがあったり,

笑ってもいい場面もあったし,

なにより岡田将生すごかった.

難しい話である,と思うところもあったけれど

当初の目的であった.

オフィーリアの絵の,背景を知ることができたのはなんだか素敵な経験だったと思う.

 

 

最後に全員死んで,本もちゃんと読めていなかった無知な私は,

え?そんな話なん!?ってなったりしました.

ハッピーエンドではない話.

そういう舞台もあるのだな.と勉強になりました.

 

 

生きるべきか死ぬべきか,それが問題だ」というセリフが聞けたのはよかった.

唯一知っているセリフだったので.

 

見に行けるかもしれない日が,そこしかないという理由で

日付を決めたのだけれど,その日は舞台の初日だったようで,

カーテンコールの途中に泣いちゃった岡田将生くんが可愛らしく見えました.

劇中の表情とはまるで違う.

本当の岡田将生くんが垣間見れたように思います.

黒木華ちゃんに背中とんとんされてた.

 

大きな体を曲げて,華ちゃんの肩を借りて涙を流す姿

感動的でした.

大変だったのだろうな.

 

そして,私も

あの本一冊覚えるくらいしなければ舞台役者にはなれない

という現実を突きつけられて,

今まで見てきた舞台の演者さんたちは

どのくらい頑張ってセリフを覚えていたのだろう…と

思いを馳せずにはいられないのでした.

 

 

現代語でも,あの量は難しいと思うのに,

難しい言葉の言い回しを覚え,セリフを飛ばさずに,

場面に合わせて,演技しながら表出する難しさ.

素晴らしかったです.

 

 

気が狂れてしまったオフィーリアもすごくよかった.

ハムレットの愛の言葉を,どう受け止めたらいいかわからないわ

と兄や父には言いながら,心は決まっていたのではないかしら.

会ってはダメだ,と言われてムッとするところ可愛かったし,

ムッとするということはそう言うことと気がついていない,

または気がつかないふりをしようとしているところ.があるのかなと思った.

 

オフィーリアつながりで,樹木希林さんの本が気になりすぎているくらい.

 

 

ハムレットの愛が,オフィーリアに伝わらなかったことが悲しい.

私にはそのように感じられる話でした.

 

 

難しかった.でも,心に残るものがありました.

 

舞台のセットも面白かった.

回転させると場面が変わる作りになっている.

ベッドのセットもついてて,初めに出てきた時は

王と王妃のキスシーンを見せて一周しちゃったので,

このためだけのベッド!?と思ったけど

あとでちゃんと活躍の場がありました.

 

そう.セットの中に役者さんがいて,回しながらも

演技している演者さんが中にいたり,

回転部の外を歩いて,移動する演者さんがいたり

面白い...

 

 

 

お話の内容,

演者さんの演技,

セット,

音楽,

証明

もう見るところだらけ.それが楽しい.

 

 

楽しいです.演劇と出会えてよかった.

 

 

 

芸術鑑賞3 レ・ミゼラブル

2年前に観劇してから,再演が決まってからめちゃめちゃ楽しみにしてた.

 

それなのに,あぁどうして.

抽選のチケット全滅.

一般のチケット全滅.

 

もうめちゃくちゃ泣いた.

 

しかし,GWの私,

 

突然 

 

 

もしや当日券というものが存在するのでは?

 

と思いつく.

奇跡,天才,本当に自分のことこんなに褒めたことないくらいよ!

 

それで,死ぬほど電話をかけました.

そして,当日券ではなく,キャンセル待ちの番号を言い渡されたのでした.

 

入れないのかもしれないのに,会場に向かうドキドキと言ったらないです…

電話のお姉さんにも,受付のお姉さんにも

出演者の確認は大丈夫ですか?と聞かれたのですが,

こちらは,そのようなことにかまけていられないのです!!!

そりゃ,ぜひあの人の演技を見て見たいって

もちろんあるんですけど確認しませんでした.

観られるならなんでもいいです.1回だけでも目に焼き付けたかった.

 

キャンセル待ちの番号を言われてから,

出演者を調べたところ…

 

こんな偶然,私なんかにいいんですか?

というレベルで観たい人が集まっている回でした…

日頃の行いでしょうか…

 

 

 

1回観ているし,CDもなんなら聴き込んでいるので,

歌も知っている状態で入れたのは物凄くよかった.

 

私は

映画→ミュージカルの流れでこのお話を知ったので,

大まかなあらすじは知ってるんだけど,

毎回エポニーヌのところは涙なしでは観られませんね.

 

マリウスはひどいと思う.思わせぶりを絵に描いたような人.

わかってない何も.と見るたびに思ってしまう.

エポニーヌが撃たれたところ,

「愛でなんとかなるのならば」

(みたいなセリフ)

って言ってますよね?

 

わかる.マリウスの愛は,友情,幼馴染にかけるその愛の意味なんだって,

それを今,この死に際に掛けられるのとても切ない.

こちらは,他に心に決めた,本当の意味で愛している人がいることを知っている.

なんなら,顔も知ってる,名前も知ってる.

2人がどうにかなるように,気持ちを押し殺して手伝いまでしたの.

それなのに,「愛」だなんて言葉をかけられるなんて.

エポニーヌはどう思うのだろう…

 

 

嘘でも嬉しいと思って死んだのか,

ただただ,抱かれて,腕の中で死ねることを噛み締めていたのか.

「だまって」というセリフにいろんな気持ちが込められていると思った.

 

革命が起きたら,

明日になったら愛する人はいないかもしれない.

自分の方が先に死ねて,安心したのかもしれない.

 

などと,終わってからも考えを巡らすことをやめられず,

ずっとon my own を聞いて,終いには口ずさんでいる始末です.

 

 

私が観た日は昆夏美さんでした.

コインロッカーベイビーズぶりに観ました.多分.

とてもよかったです.昆さんのシーンでずっと泣いてました.

 

最後のジャンバルジャンにお迎えが来るシーンで

結婚式をあげた後の2人を見る,エポニーヌの表情がとてもよかったのです.

思い出しても泣けそう.

 

 

そんな風に人を愛することができたらな,と

考えずにはいられない作品です.

 

 

 

森久美子さん

初めてお目にかかりました.声がすごい.

短小だ!に笑った.笑

すごい奥さんだった.かっこいい.引き込まれてしまいました.

表情がころころ変わっていて観ていて楽しかった.

あの,宿屋の歌,いっしょに歌ってみたいな〜

 

 

 

今年は観られない,と思っていたのに

当日券という奇跡が舞い込んで,見ることができました.

この1回にかける私の情熱が物凄かったので,

カーテンコールが終わっても涙が止まりませんでした.

 

好きな話に出会えること,

再演があること.

チケットが手元にあること

 

全て,あたりまえじゃないことに感謝して,

いろんな作品を観たいと思う.

 

 

 

 

 

奇跡,ありがとう.

まだまだ続く舞台です.

 

みなさん怪我なく千秋楽まで過ごせますよう祈っています.

 

 

 

 

芸術鑑賞2 壁の中の妖精

すごいタイトル.

 

 

1人ミュージカルです.

 

という見出しに惹かれて,

あとはSNSの評判を見かけて,

「若い人にも見て欲しいぜひ!」という一文を見かけて,

 

これ,私のことだわ.

 

と思ったので当日券の列に並びました.

前日に電話しない当日券初めてだったので,よくわからずドキドキ.

(前日に電話しないとだめなやつしか行ったことなかったので…)

 

 

並んでいる人が何人かいらしたので

ドキドキしながら並んでみたりなどしました.緊張した…

何枚あったのかな…

無事に購入もできたし,席も選ばせてもらうことができました.

 

 

始まったらもうあっという間で,すごかった.

春風ひとみさんのことは,正直あまり知らなかったけれど,

この人はいったい幾つの方なのだろうと思いました.

 

1人で何役もお芝居をする.

声の調子を変える,色を変える,間を変える,表情を変える,仕草を変える.

語彙力がないことが悔やまれるほどに,

ただただ,

 

 

すごい

 

 

と思いました.

 

色々な声色で,ミュージカルなので歌も歌います.

さっきまでこどもの声だったのに,今度は男の声で歌います.

声色だけじゃなく声量の緩急まで,お一人で全てを表現していらっしゃいました.

 

以下,ネタバレに入ります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30年壁の中に隠れた男の人の話でした.

男の人の声で話されている時は,

まわりの裏切りにイラついたり,悲しんだりしていることが

とても伝わってきて,

「死ぬならば,あいつを殺してからにしたい」と訴える様は…

少しわかるような,想像できるような気がしました.

 

でも,次の瞬間には妻の役になっていて,

「気が狂れたんじゃないの!?」

と真剣に怒る女の人がいるのです.

 

せっかく,戦場から帰ってきた愛しい人が

自分から死ぬなんて言ったら怒るわ.

私はこっちの気持ちの方がわかるような気がしました.

 

 

生きてさえいてくれたら

 

と,相手に伝えられるのはどれほど幸せなことなのでしょうね.

 

 

 

物語が時系列じゃないところも,面白さを感じた要因の一つなのかなと思います.

 

 

まず,娘と壁の妖精が出会うところからこの話は始まって,

母の回想,壁の中の妖精が娘に聞かせる話を織り込み,

けっこう行ったり来たりしていた,と思う.

でも,全部が繋がるところがすごい.伏線の回収がすごい.

物語が胸に落ちてくる感じがした.

 

 

 

初めのうち,娘と壁の会話は

ひとみさんが娘のセリフを,壁のセリフはなんとピアノの音だった.

妖精っぽい!!!

格好いい.生演奏かっこいい.

演者を見ながらピアノを弾く奏者の方が見える.

今,ここで舞台が作られていく.という感覚.

初めてでした.

自然な流れで,セリフに移行していくのも不思議だった.

違和感がなかったので,どこからかわからない…

 

 

衣装もたくさんあって,娘の衣装が可愛くて,

赤の巻きスカートを取るとワンピースになる服が可愛かった.

あれは,若い娘だった完全に.

表情なのかな.声のトーンなのかな.

まだ,何も知らなくて,純粋で無垢であろう女の子が見えていました.

 

卵を売りに客席に降りて来てくれるのも,驚いたけど面白かった.

勇気が出ず,手をあげられなかったことを悔やみつつ…

いろんな人に売り歩いたり,でも売らなかったり笑

(売らなかったのは初めてらしい.見学のあの子可愛がられてるのね笑)

客席を巻き込んでいく力がすごいなと思いました.

乾杯のシーンもね.客席も入れてくれると思わなかった.

「サルーア(?)」(だったっけ,セリフ忘れた…)てしたのも楽しかった.

3回目は私も大きく声出した〜これで悔いなし.

 

書きたいことをわーっと書いていたら,

取り止めがなさすぎてぐちゃぐちゃになっちゃったけど,

とにかく楽しかった.

 

途中で出て来たお話の中の12ヶ月の歌の歌詞が欲しいなぁ…

金の斧銀の斧とか,おむすびころりんみたいな

いいおじいさんと悪いおじいさんの話だったんだけど,

12ヶ月の2人の歌が対照的すぎて,

物事の捉え方について考えてしまいました.

 

「雨が降ったら幸せ」って歌っていたと思う.

それだけ?と思ってしまうようなことを幸せと思えるか.

見方次第で変わることがたくさんあるよなと,歌を聞いて感じました.

私は相当なひねくれやろうなんだけど,

そういうものの見方ができるようになりたいなと思う. 

 

 

 

そして,30年人から隠れて生きていくってどんな感じなんだろう.

生きている意味について,私なら絶対考えちゃうだろうな.

いくら,愛している人のそばに居られたとしても,考えちゃうだろうなと思う.

でも,その度に話し合って,商売の方法を相談したり,

商談に立ち会ってもらったりして

この奥さんは生きているだけでいいと,いいながらも

生きている意味をくれていたんだろうなという気がしました.

それから,生きていたから娘に会えたし,

ウエディングドレス姿も見ることができた.

生きているって素晴らしい.

 

 

 

 

宗教を信じないと頑なに言っていた人が,最後に

「信じるのは人間.おまえだけだ」

 

 

といったのが痺れた.

 

それまで,全てを隠し通して,なんなら途中妊娠したのに

それでも口を割らないで,後ろ指さされても耐えて,

この人は夫を守ったのだな.

そして,守られていることをちゃんとわかっていて,

それを口にできる人だったのだな.と思った.

 

 

結構,この男の人のこと好きになりそうだった.

優しい人なのがとてもよく伝わって来た.

 

 

笑えるところもたくさんあって,

音楽にジーンとするところもあって.

セリフの量に圧倒されつつ引き込まれるところがあって

楽しかったです.

 

当日券!!!

ありがとう当日券!!!!!

 

また,人生を豊かにしてしまったと思う.

 

 

最後に,ちょっとだけひとみさんとお話ができてしまった.

まったく上手く喋れなかったのだけど,

ご本人はとっても小柄な人で,私と身長がかわらなくて驚いた.

舞台の上ではとてもとても大きな人に見えたの.

 

 

こんななんでもない小娘と会話をしてくださって,

ありがとうございました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸術鑑賞1 奇跡の人

すごい.芸術鑑賞が趣味な女になりたいと思っていたら,

片足を突っ込んでいた話をしたい.

芸術鑑賞をしたら財布は空だけど心はいっぱいになった.

 

時系列に書きたいような気がするけど,

今一番自分の中でホットなものから書く!

 

この間,奇跡の人という舞台を観に行きました.

ヘレンケラーとサリバン先生の話です.

有名な話ですので書いてもネタバレ?にはならない?と思うのですが

この先は内容に触れますよ(忠告はしましたからね)

 

鈴木梨央ちゃんって天才!?

まず,目がどこも見ていなかった.ただの一瞬も.

ステージの上では焦点が合っていると感じられるシーンがなかった.

舞台上を歩いている時も,人形で遊んでいる時も,ご飯を食べるシーンですら.

スプーンで食べ物を掬うって,見ないでやるのすんごい難しくないですか?

そのシーンですら視線を下に落とさなかった.

匙に視線を向けない.掬い損ねた空っぽのスプーンを口に運ぶ.

盲目聾唖のヘレンケラーがそこにはいたのでした.

他の人がセリフを言っている時も,舞台上にいる間はずっと.

どこをみているのかわからない目をしていた.

それは俳優・女優として,きっともちろんのことなのかもしれないけれど.

演じたことのない自分からすると,とてもとてもすごいことと感じました.

俳優を生業とすると決めている人,プロだと思った.

 

 

天才

 

 

でも,多分そんな言葉で片付けてはいけない.と思った.

たくさん稽古したんだろうな,たくさん練習したんだろうな.

セリフはないけれど,おそらく初めて指文字に触れたんだろうな.

まだ,あんなに若いけれど,とても胸を打つ芝居をする女の子でした.

 

そして,あんまりよくわかっていないけれど,

そういった細かいところまで演技をつけた方がいらっしゃるということなのよね.

俳優さんがいて,脚本家さんがいて,照明,音楽,舞台装置,

いろんな方の知恵や経験,お力添えで成り立っている.

今この瞬間を逃せない.と感じる芝居をみました.

 

 

 

私を演劇の沼に突き落としたわね…という感じです.

 

 

 

 

舞台の作りも面白くて,演者さんが自分で暗転のなか

道具を持ってやってくるのが見えます.

暗転も本当の真っ暗とそうでない闇があって,演者さんも

薄暗闇では演技を続けていたりするの.興味深かった.

 

ステージの大きなセットは変わらないけれど,

小道具が出てきて場面の変化がわかるようになっている.

さらに,舞台上の奥行きを利用して,

手前と奥では場面が違うという表現がなされていた.

奥で窓の外に向かって投げた枕が,

舞台の手前の上手から飛んでくる.

 

舞台の手前で,上手側に運んで行ったはしごが,

奥のまどにちゃんと掛かっているのが見える.

 

 

そういう見せ方があるのか…

限りある時間の中で,舞台のセット転換を必要な回数だけ行う.

小さな工夫を忘れない.

考えられているのだなと感じた.

 

 

あと,ポンプ!(ポンプっていうの?)

ずっとそこにあるけど邪魔じゃない.

出番の時には水が出るのどういう仕組み???

気になりすぎました.

 

舞台装置にも興味を沸かせるなんて…

今度からみるところいっぱいじゃない!

 

 

そして,高畑充希さんは,高畑充希さんだった.

良い意味で,高畑充希さんがやることに意味がある.

といったサリバン先生だった.

強い訴えにこころ動かされました.

 

何かを相手に伝えるということには,

どれほどの熱量が必要なのか,考えさせられる場面が多くありました.

『愛』という言葉を使って逃げない

サリバン先生は教えてくれているのだなと感じました.

 

 

親たちは愛ゆえに,諦めてしまっていたけれど,

諦めないこともまた愛なのでした.

 

もう誰も愛さないと誓った先生が,

愛していない愛していないと言いながら,

自分にはキスをくれないヘレンに傷つき

受け入れてもらって喜ぶ姿に,人間らしさを感じます.

 

 

あとは,たまたま私は少し指文字がわかるところがあったので,

日本語を話しながら英語を伝えるシーンに感動してしまったのでした.

 

 

最後のセリフが,

「私,ヘレンのこと愛しているわ」だったけれど,

指文字では

「I love Heren」になっていた.

 

 

有名なお話だけれど,私はウォーターのくだりくらいしか知りませんでした.

それでもこんなに楽しめて,たくさん泣いて

とても良い時間をいただきました.

生きててよかった.

 

 

届くはずもないけれど,演者の皆様,関係者の皆様.

感動をありがとうございました.

 

 

芸術鑑賞の沼にまた1歩,足を踏み入れた瞬間であります.

あと,感動しすぎて初めてアンケート書いて帰ってきた.

漢字間違えてたの恥ずかしすぎるけど,私の熱量がどうか伝わりますように.

 

 

カーテンコールで出てきた時の鈴木梨央ちゃんの笑顔をみて

演技のすごさをより感じたりしたものです. 

 

ひさしぶり

すごい.前回の更新は平成.今回の更新は令和です.

令和が予測変換で出てこない!

いかにPCに触れていなかったが,わかりますね.

 

存在を忘れていました.なかなか長続きしないこの性分.

どうにかならないのかしら…

 

 

更新しない間に,いろいろなことがありました.

10連休だってあったのよ.すごくない?

 

小出しに書いていこうと思う.

今まで何を書いていたか忘れたけど.そういうのも含めてなんか書こう.

どういうテンションでブログを書いていたのかも忘れた.

頑張って思い出しつつ書きます.

日常

みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ

みんなが好きなものが好きでも それでもいいのよ

 

お源さんすごいなー.

 

 

こういうフレーズを生み出す人になりたかったな.

というワードで世の中は溢れている.

私の頭から湧き出た言葉だったらいいのに.

 

どうしたら,そういう言葉を紡ぐ人になれるのだろうか.

恥ずかしがらずに,頭の中をさらけ出す必要があるのかな.

そして,それは青臭いだの,古臭いだの,比喩が飛躍しすぎて伝わらないだの,

他の人から見てどう捉えられるのかを知る必要があるのかな.

 

私は何を恥ずかしがっているのだろう.

 

物書きになりたいと,ほんの少し思っているくせに.

恥をかきたくないと思っている.

表出し続ける元気もないなんて.

 

あれになりたい.と言っているだけのカタマリに成り下がっている.

いや,言ってすらいない.

私は,物を書く人になりたい.(ような気がする)

と保険をかけて日々をすごしているな〜

 

 

 

でも最近ちょっと盛大に恥をかいた出来事がありました.

でもでもでも

恥をかくって大事な経験だなと思いましたよ.

教養のない人間であるとバレてしまったけど

恥をかかないと大したことはできない 

と昔ガチャガチャで取った置物に書いてありました.

 

恥をかくのもまた大事な経験なのです.

生かすのか殺すのか自分次第なのです.

(活かすか?こういうところにも教養のなさが滲み出るわ...)

 

まずは,自分が楽しめるところから

教養のある人を目指して何かしようと思ったのでした.

 

みんなが好きなものが好きでも いいらしいよ.

 

 

とりとめのない日常の一部

 

 

私は,服装は型にはまっていたいタイプ.

街中で一人だけ,浮いていたらどうしようと思う.

量産型の服を着てごまかしていたい.

ちょっと,お出かけの時なんかは別にどうだっていいんだけど,

ちょっとかしこまった場に行く時なんて死にそう.

 

オフィスカジュアルの定義を

世の中はもっと声を大にして後世に伝えるべき

伝えないのなら,即刻廃止すべき.

 

 

 

ネットも大してあてにならないし.

ここまでオッケーの会社もあれば,

そうでないところもあるのでご注意を!

 

みたいな記事,

ケンカうってる?

 

見て,確認できるなら最初からそうしてるんですけど

 

 

それが,できない

初めての場に行くから検索かけているというのに...

 

 

 

話は逸れたけど,

そういうタイプなんです.

 

だけど,なんか,

性格とかをカテゴライズされると

とってもダメなんです.

 

は?私の何をご存知で??

 

ってなっちゃう.

 

 

昔々あるところで,

夜に,LIN○で男の子に

「ねぇ,ちょっと面白い話してよ」

って言ったら.

 

そしたらね,

「わーでた,女子だね」

 

って言われたんです.

 

そりゃね,間違ってないですよ.

私だって,今こうやって文字に起こして客観的に見たら,

うわー やっちゃってるー

なんか女っぽい〜 はずかしー

ってなるよ.

 

 

なるけども

 

別にそれ,言わんでもよくない???

暇なの?とかなんかあるでしょ.他にもなんか.

てか,他の女に言われたことあるわけ?

 

 

女のひとの愚痴にはアドバイスなんかしてくれるな,

みたいなのもいっぱい聞くじゃない?

まあ,確かにそうなのよ.

今,その情報いらない.とか

今,どうすべきかとか考えてらんない.とか ある.

正直.あるよ.

 

でもさ,

 本当にアドバイスが欲しい日だってあるよ。

 

って思うのです.

 

時と場合なのよ本当に.

 

今後愚痴を言うときは,

どっちの気分なのか明言してから言うことにしたいと思う.

 

こちらサイドも気をつけるので

そちらも,どうぞよろしくお願いします.

 

 

本当に,男と女の脳の作りだか働きだか忘れたけど

違うって言う研究があるって聞いたことがあるんだけど,

じゃあじゃあ聞きますけど,

それってどっちでもない人とかはどうなるの???

って話なんですよ.

ついてるか,ついてないかの違いの話なのか,

考えかたの違いの話なのか,まで詳しくわからずもやもや

と思いながら,

 

 

 

とか言いつつ,自分もいろいろなことを

無意識にカテゴライズしてしまっていることに気がつくべきだなと思う.

タバコを吸う・吸わない

酒を飲む・飲まない

アイドルが好き・嫌い

アニメが好き・嫌い

 

いっぱいあることに

早く気がつけ.私.